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マイアミ郡()は、アメリカ合衆国カンザス州の東部中央に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は32,787人であり、2000年の28,351人から15.6%増加した〔Quickfacts.census.gov - Miami County - accessed 2011-12-06.〕。郡庁所在地はパオラ市(人口5,602人〔Quickfacts.census.gov - Paola, Kansas - accessed 2011-12-06.〕)であり、同郡で人口最大の都市でもある。マイアミ郡は、隣接するミズーリ州カンザスシティを核とするに属している。 == 歴史 == === インディアン === マイアミ郡となっている地域の最初の定住者はインディアンであり、主に1820年代から1840年代のことだった。これは東部のオハイオ州、イリノイ州、インディアナ州から立ち退かされ、当時インディアン準州の一部だったこの地域に移動してきた結果だった。インディアンの部族としては、マイアミ族やショーニー族、また連邦を形成するポタワトミー族、ピアンケショー族、カスカスキア族、ウィー族、ピオリア族がいた。当初のマイアミ・インディアン居留地は約50万エーカー (2,000 km2) の広さがあった。当時の白人開拓者は主にインディアンにキリスト教を伝道する者達だった。その後、次々とアメリカ人開拓者が到着してインディアン居留地に家屋を建て、1854年にはアメリカ合衆国政府がマイアミ族から72,000 (288 km2) エーカーを除く土地を購入した。 連邦部族の中の著名な者として、クリスマス・ダグネットやバプテスト・ピオリアがいた。ダグネットは1800年の生まれであり、ウィー族酋長の甥で、インディアナ州から移住してきていた。幾らかの正式な教育を受け、インディアン語数種の他に英語、フランス語、スペイン語を話すことができた。16歳の時にはアメリカ合衆国政府の通訳を務めた。ウィー族と共に現在のマイアミ郡に移住し、1848年に死ぬ前の数年間は酋長だった。バプテスト・ピオリアも1800年頃の生まれであり、ダグネットのように正式な教育は受けなかったが、ショーニ語、デラウェア語、ポタワトミー語など部族の言葉を覚えた。さらに英語やフランス語も話せた〔 〕。ピオリアはフランス人とインディアンの血を受け継いでおり、ダグネット同様通訳を務め、数年間は酋長になった。ピオリアはパオラ・タウン会社の尊敬されるメンバーになり、1860年代初期から半ばにパオラ市を設立し発展させる推進者だった。ピオリアは1868年に部族と共に新たにインディアン準州に指定された現在のオクラホマ州に移住し、そこで1878年に死んだ。インディアンの幾らかはマイアミ郡に留まり、合衆国市民になった〔"Miami County 2009 Visitors Guide"〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マイアミ郡 (カンザス州)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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